会長挨拶

国際都市東京にふさわしい景観形成と屋外広告の発展を目指して

会長 大島 博
公益社団法人 東京屋外広告協会
(東京商工会議所 副会頭)
公益社団法人 東京屋外広告協会は、昭和22年9月、戦後荒廃した首都東京を美しい街にしようと、東京都と東京商工会議所が一緒になって設立した団体です。以来、今日まで「屋外広告物法」並びに「東京都屋外広告物条例」等を遵守しながら活動を重ねてまいりました。それは、長い間、屋外広告に関する事業を通して東京の美観風致の維持と公衆に対する危害防止に努めるとともに、屋外広告物の機能の向上をもって経済の発展と都民生活の安寧に寄与してきた当協会の先人たちの努力の賜物であります。現在も、公益社団法人として様々な事業を展開しており、特に車体利用広告デザインの自主審査や東京屋外広告コンクール等は、公益目的事業として会員や都民の皆様をはじめ多方面からご理解、ご賛同をいただいております。
また、当協会は、屋外広告業に関わる看板広告、柱類広告、交通広告等に係る中堅・中小企業を中心に構成された組織です。常に東京の美観と経済活力を発揮する役割を担っておりますが、デジタルサイネージやプロジェクションマッピング、3D映像など、技術革新や新たな広告手法の展開などにより多様化が急速に進んでいます。
今日、コロナ禍を経てようやく社会経済が安定し、内外から東京に対する注目度が一気に高まることが期待されます。そのためにも当協会としてこれまでにも増して、国際都市東京に相応しい洗練された都市景観の形成と広く好感を与える屋外広告を推進し、東京の発展につなげていければと存じます。
今後とも皆様方のご理解とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
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